Artistas

・イバンバウティスタ 1987生オアハカ州ノチクストラン生まれ。

主に使う手法は木版画、銅版画、石版画、PVC版画。作品制作を始めた頃から、彼の興味は人間の形にあり、それと同時に現代を象徴するものが表わされている。自分の近くにいる実在する人物の内面に潜む劇的な性質を探し可視化しようと試みており、またその表情から彼らが持つミステリアスな部分を追求しようとしている。様々な解釈が可能となるよう、複数の技法を組み合わせて制作をしている。

・アルベルトクルス 1982年オアハカ州サンタクルス・ホホコトラン生まれ。オアハカベニートフアレス大学にて美術を学ぶ。

彼の作品は、幼少期の無邪気さをテーマにしており簡潔な線が特徴的である。子供の姿を彼はいわば彼自身の独自の言語として扱っており、ユーモアや神秘性を取り入れて描かれた作品は世界の可能性を示唆する。

・エディスチャベス 1985年オアハカ州オアハカ市生まれ。

彼女の作品の大きな特徴は、木がもともと持っている木目やこぶを板を焼くことによって、くっきりと浮かび上がらせるというものである。私たちに木という素材を通して、自然を感じさせてくれる。


来日はしませんが、他の二人のメンバー。

・ベナンシオベラスコ 1990年オアハカ州サンパブロ・ジャガニサ生まれ。

彼は作品の中に、自然界における神秘的な動物の世界と、メキシコ南部における特色のある風景や異なるコミュニティにおける変化を意識して表現する。

言語を通してどのように世界が形成されているのかということや(これは、彼自身がサポテコ語とスペイン語という二つの言語の話者であることに由来する。)、村と宇宙の関係について語られた、地図のような口承に興味を持っている。



・筒井みさよ